この掛け軸は滋賀県大津の歴史的人物である『宮脇睡仙』（出品者の先祖）のコレクションの一部です。 旧佐賀藩士で第三代外務大臣（1871年11月～1873年10月）『副島種臣』と旧薩摩藩士で初代1873年11月～1874年8月と第三代1874年4月～8月）と第五代（1874年11月～1878年5月）の内務大臣『大久保利通』の二人の書を一対の掛軸にしたものです。 特に大久保利通氏は1878年（明治11年5月）に数え年49歳で暗殺されていますが、そういう意味でも貴重なものと言えるでしょう。 今後この書を継承する者がいないので、価値の判る方にお譲りしたいと思います。 備考：もともと別々の短冊であった物を後から掛け軸にし直したものであり、また経年の為に写真でもわかるように皺が有りますので、より大切に保存されるのであれば、再度表装し直される事をお勧めします。