日本陸軍の下士官用短マント未使用実物品です。 下士官用短マントは、憲兵マントと呼ばれる一般の兵用マントに比べて着丈の短いマントです。 兵用外套と同様の厚手羅紗地で兵用外套同様裏地はありません。 左内側に 昭和十八年製 本廠検定 記名印 栗原納 印があります。 着丈は　約71㎝ 身幅は　約160º位 で、軍衣が隠れる程度の丈で腕の動きもスムーズに動かせる様作られております。 装着時は、左のサーベルを抑えるのと、憲兵腕章が見える様に、左裾を肩にまくり上げ使用されていたそうです。 共揃いの頭巾もあり、無記名の未使用で大変、状態の良い品物です。 憲兵関連の実物品は、一般兵科に比べ、数も少なく大変貴重な資料と思われます。 以上、本品物の説明をご理解頂きまして、本品物の価値を認めて頂ける方のご購入をお待ち致します。