サントリーが販促用として製作した、くり抜き木製台座のブランコに取り付けられた特大４０００ｍｌオールドのウイスキーボトルです。ボトルは開栓された空瓶です。 上部のラベルには「寿」が（サントリーの前身の「寿屋」からとった）、 正面ラベルには「ＧＥＮＵＩＮＥ　ＷＨＩＳＫＹ」「ＶＥＲＹ　ＲＡＲＥ　ＯＬＤ」「ＳＵＮＴＯＲＹ　ＷＨＩＳＫＹ」「ＷＨＩＳＫＹ　特級」などの表記があります。 同じような台座付特大ボトルや特大ボトル（未開栓ｏｒ開栓）は他のサイトでも見られますが、ボトルに貼られた正面ラベルの表記内容が年代によって異なり、１９７０年代後半までは出品商品も同じ「ＳＵＮＴＯＲＹ　ＷＨＩＳＫＹ」の表記、その後「ＳＵＮＴＯＲＹ　ＯＬＤ」に改められたようです。 理由は、「ＳＵＮＴＯＲＹ　ＷＨＩＳＫＹ」上の「ＶＥＲＹ　ＲＡＲＥ　ＯＬＤ（非常にまれなほど古い）」という表記が、当時の製法では一般的なスコッチ・ウイスキーよりも短い年数で作られており不適切だという指摘を受けたためと、ネット情報で説明されています。 １９７０年代は国内のウイスキー市場が拡大・高級化に向かう時代であり出品商品は、その正面ラベルの表記から、７０年代の販促品と考えられます。他のサイトでも見られる特大ボトルの多くは出品商品よりも後年の「ＳＵＮＴＯＲＹ　ＯＬＤ」のラベルです。 従って、出品商品は正にそのラベルの「ヴェリー　レア　オールド」表記通りの「希少（なオールド）品」と言っていいと思います。 大きさ、重さは概数で次の通りです。 ボトル：高さ３２ｃｍ、胴最大幅２０ｃｍ×１５ｃｍ、口径３．５ｃｍ、 　　　　キャップ径５ｃｍ、重さ１７００ｇ 台　座：高さ２２．５ｃｍ、最大幅３０ｃｍ×１８ｃｍ、重さ１９５０ｇ 台座＋ボトル：高さ３８ｃｍ、重さ３６５０ｇ 約５０年の経年ですが、開栓されたキャップの一部に塗装ハゲ、へこみがありますが、その他に目立つような汚れやキズは確認でず、ラベルの剥がれや破れなどもほとんどありません。全体として良好な状態にあると言えます。 コレクションに、或いはディスプレイにされても面白いと思います。 １枚目の写真はディスプレイの一例です。なお、となりのトナカイは商品ではありません。