<振袖> オレンジがかった朱赤にアイボリーベースの振袖。 天皇家の紋章に使われている菊には「高貴」「高尚」「延命長寿」「邪気払い」「心身の安定」など様々な意味があります。 伝統的な色柄でありながら、アイボリーの部分が多く軽やかな印象。 また芝草の三日月型が随所にあることでシャープなアクセントになっています。 地紋も雲取や吉祥紋様が入っており奥行きのある表情。 袖丈も長すぎず短すぎず、着やすい振袖だと思います。 色合い的にイエベの方に合いそうです。 サイズ 身丈 158cm（肩から） 裄丈 62.5cm 袖丈 97cm　縫込み 0cm 袖幅 33cm 前幅 23.5cm 後幅 28.5cm 着物縫いこみ 内揚げ 2cm 裄お袖側 約4cm　身頃側 約5.5cm 目につくダメージは見当たりませんでしたが後ろ側の金のあしらいがデザインなのか色うつりなのかわからないところがありました。9枚目画像参照。 <帯> 正絹 六通袋帯　立涌に正倉院花文　銘「栄光錦」 サイズ　434×31cm ての部分の柄があるところの長さ58cm ダメージ見当たりませんが折じわあり 一定の間隔で波打つ曲線が向き合い、繰り返す幾何学模様の立涌。 ゆらゆらとたちわきのぼる水蒸気を表したといわれており、上昇していくという意味が込められています。 中の正倉院花文も吉祥紋様で、めでたい席にぴったり。 重ね衿と中抜き絞りの帯揚げ、佐賀錦の帯締めはおまけです。 全体的にきれいめかと思いますが細かな点気になる方はご遠慮ください。 また素人検品ですのでサイズ誤差や細かな点の見落としなどご容赦ください。