【首里織】
首里王府の城下町として栄えた首里では、王府の貴族・士族用の格調高く麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。
紋織から絣に至るまで多彩に織られるのが首里織の特徴ですが、その中でも特に、花倉織や道屯織は王家・貴族専用とされ、首里でしか織られませんでした。
原材料は、絹糸を中心に木綿糸・麻糸・芭蕉糸の素材を用い、染料は琉球藍・福木・テカチ・イタジイ等の植物染料を用いています。
那覇伝統織物事業協同組合H.P.より
美らの国沖縄からの贈り物…
丹精を込めて染め、また織り上げた《最高級の単衣》を入荷致しました。
メルカリにもまた某オークションサイトにもご紹介されていない、とても貴重かつ高価な作品です。
ぜひこの機会にごゆっくりご鑑賞下さい。
まず初めに、こちらのお着物には証紙が付属されておりませんが、那覇伝統織物事業協同組合【首里染織館suikara】で98万円+お仕立て代でお求めになられた方からお譲り頂きました。
その際に頂いた首里織のリーフレットは付属しています。
純国産の貴重な生糸『ぐんまシルク』を手紡ぎ・手織りによって織り成し、本場結城紬のように驚くほど柔らかく、また‟ふわり”軽やかな仕上がり。
沖縄に自生する草木によって染め上げ、白に近い『淡いエクリュ』に彩られた、上質な絹布。
合わせる帯や小物を選ぶこともなく、実に幅広いコーディネートをお楽しみ頂けます。
紅型染をはじめ、琉球かすり・花織・ミンサー織など、沖縄生まれの名古屋帯との相性が宜しいのはもちろんのこと、紗や絽の名古屋帯やお洒落袋帯とのコーディネートも素敵です。
沖縄の伝統に想いを乗せ、長い年月に渡り大切に育まれてきた【首里花織】
身丈は164cm・裄は66cmという、多くのお客様にとって程よいサイズ感に仕上がっており、さらに仕付け糸が掛けられたままの【未使用品】
もちろん、これ程までに条件の揃った《単衣の首里織》との出会いは又とないでしょう。
この貴重な機会に、私が憧れ続ける琉球の染織美術品を、当店の大切なお客様に心を込めてお勧め致します。
~鎌倉ふわり~
【寸法】
身丈 164cm 前幅 23cm 後幅 29.5cm
裄 66cm 袖丈 49cm
【素材・状態】
正絹
新品の、大変きれいなお品です。
カテゴリー:
ファッション##レディース##着物・浴衣
Update Time:2025-08-13 04:01:36